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チャットボットAIが大流行

ChatGPT(Generative Pre-trained Transformer)が夕方の情報バラエティにも登場するようになり、大変人気になっています。

チャットボットのAIサービスとしては、IBMのWatsonやMicrosoftのCognitive Serviceなど、これまでも幾度となく投入されてきました。
特にMicrosoftは2015年にリアル女子高生風AI "rinna"ちゃんをリリース。一部の筋で非常に人気になったのは記憶に新しいところです。
卓越した会話技術のみならず、音楽、画家などのクリエイティブな領域にも活動を広げています。
現在、ブームになっているChatGPTを運営するOpenAI社にMicrosoftが出資し、ChatGPTと連携したBing、Edgeブラウザの発表はこれまでのAIの取り組みからいっても自然な流れなのかもしれません。

ChatGPTの背景にあるAIは、GPT3と呼ばれる言語モデルと言われていますが、(会社としての)rinnaもGPT-2を改良した学習モデルを2021年に発表しています。
https://japan.zdnet.com/article/35175726/
私自身も10年ほど前に、あるデータ分析ソフトの企画マネージャをやっていた際、分析条件の設定にこのような自然言語でのインターフェースを作りたいと画策したことがあったのですが、当時の技術ではなかなかに困難でした。
多くの技術者の方々の、これまでの取り組みがようやく花開いたとすれば感慨深いものがあります。

ChatGPTや最近公開されたChatGPT連携のBingなどを使ってみると、内容の正確度が怪しい応答も多いですが、受け答えは非常に洗練されていると感じます。まあ、検索するにしても、SEO対策された怪しげなサイトが上位にならぶ結果が出てくることもあるので、今後の改善には期待できる余地が大きいと思います。

エンジニア界隈でもChatGPTのパワーを利用しようといろいろな試みがなされています。
仕様を伝えるとある程度のソースコードを出力してくれるので、それらの手直しをするだけで開発できるといった例や、既存のソースコードのレビューなどにも使えるようです。
同じような機能を持つGitHubのCopilotが著作権がらみで問題になったので、取り扱い注意が必要なところですが、社員一人ひとりに強力なアシスタントがついたようなものですね。

GoogleやBaiduも、新しいチャットAIのサービスをリリースすると予告しているので、今年はこれらのサービスが伸びる一年になりそうです。
いわゆるシンギュラリティ(AIが人類の知能を超える転換点)を超えたかは議論があると思いますが、少なくとも超えた後の世界を予見させるだけのパワーはあるのではないでしょうか。
うまく仕事や生活に取り込んでいきたいものです。

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冨 洋一
冨 洋一
Kompiraシリーズ導入時のジョブフローセミナー、Kompiraメールマガジン執筆などを担当。 総研の研究部門、技術ベンチャーの技術責任者、アクセス解析ツールの商品開発部門長などを歴任。 Markezine Dayなどデジタルマーケティング関連の登壇実績多数。

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