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Azure SRE Agentに見る運用自動化の近未来

5月中旬から下旬にかけて、米国テックジャイアント各社の年次イベントが開催されました。今年は特にGoogle/Alphabet社はAI関連で多くの取り組みを発表したのが印象的でした。

運用屋の視点では5月19日のMicrosoft社の年次開発者イベント”Microsoft Build2025"で発表された"Azure SRE Agent"は、キーノートでは軽くふれる程度でしたが、内容を読むとかなり運用自動化の先端をいくような内容で驚きました。

運用の自動化と属人化の解消: AIが24時間365日システムを監視し、異常検知・トラブルシューティング・復旧提案までを自動で実施。

障害対応の迅速化とダウンタイム削減: 異常をリアルタイムで検知し、根本原因の特定や修復策の提案・実行(承認後)までをAIがサポート。

従来「数時間」かかっていた根本原因分析(RCA)も「数分」で完了ログ・メトリクス分析の高度化:AIが膨大なログやメトリクスをリアルタイムで解析し、「いつもと違うパターン」や「潜在的なリスク」を検知。

セキュリティ・ベストプラクティスの自動適用:Azureリソースのセキュリティ設定を自動監査し、ベストプラクティスに沿って修正案を提示。

承認後に自動適用も可能で、セキュリティリスクの低減に貢献。

ナレッジ共有と継続的学習:インシデント対応の内容や結果は自動で記録され、GitHub Issueなどで開発チームと共有。

AIは運用履歴から継続的に学習し、より適切な対応ができるよう進化。

Azure SRE Agentの分析精度や提案の妥当性などの評価はこれからとなります。

各種メトリックからの異常兆候の検知などはかなり難易度が高いと思いますが、どの程度の実用性があるのか興味深いところです。

弊社の製品・サービスに関してもAIとの連携に関してよくお問合せを頂きますが、これらの運用自動化におけるAIのユースケースとしては、モデルケースになるのではないでしょうか。

AI機能をどこまで使えるかは、どのレベルまで曖昧さやリスクを許容できるかによりますが、従来の人手中心・属人化した運用から、AIと自動化による次世代型運用への転換が求められる中、今後もいろいろなAI利用の支援サービスが出てきそうな予感です。

もいろいろなAI利用の支援サービスが出てきそうな予感です。

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冨 洋一
冨 洋一
Kompiraシリーズ導入時のジョブフローセミナー、Kompiraメールマガジン執筆などを担当。 総研の研究部門、技術ベンチャーの技術責任者、アクセス解析ツールの商品開発部門長などを歴任。 Markezine Dayなどデジタルマーケティング関連の登壇実績多数。

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