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新しくリーダーになった人へ

新しい年度に入ってしばらく経ちました。人事異動、組織改編などがあった方はそろそろ落ち着いてきたころでしょうか。人によっては今期から管理職になったという方もおられるでしょう。

自分の身の回りの仕事だけでなく、組織、チーム、プロジェクトを通じて、他のメンバーのことも気にする必要が出てくるため、仕事の内容も質も量も急激に変化します。

特にエンジニアあがりの人は、マネージメントの仕事を嫌がるといった話をよく見聞きするのですが、組織人として働く以上は、どこかのタイミングで受け入れなければならないことなのでしょう。

自分も初めて部門のリーダーを任された時は「こりゃ、大変なことになったぞ」と、あれこれ四苦八苦したわけで、先輩マネージャーを観察していると、スタイルは千差万別なわけです。

管理者研修なども一応受けるわけですが、古今東西、集団を率いるというのは性格、人柄をも含めた属人的なものなわけですね。

そうはいっても、ある程度は原則といいますか、どのような組織であっても応用できそうな事項はあるわけです。自分のメモがありますが幾つか抜粋してみます。

・時間、予算など、組織のリソースを有効活用する人に報いる。

・組織、プロジェクトのポリシーは部下が反応できるように、急激な変更を避ける。

・ 「あれもこれも」と仕事を増やして複雑化しないようにする。価値のある作業に集中する。

・部下の時間を守る。必要以上の事務作業や外部からの依頼・介入などから、フィルターの役割をする。

・チームの大きさは情報交換が容易に行われるレベルに留め、建設的な相互作用を維持できるようにする。

・チームの中に分断・党派を作らせないようにする。

・ゴールの見えないタスクは時間管理が甘くなるため、個々のタスクに明確な完了条件を設定する。

・先の見通しがつかない種類の作業は、先の評価を行うタイミングや条件を設定する。

組織内で個々のメンバーをいかに用いるかについては、ミリタリーの領域での「用兵」が参考になるとされています。また、スポーツの分野では、WBCで「サムライジャパン」を率いた栗山監督や、学生マラソンの原監督などのチームマネージメントの手腕に注目が集まったのは記憶に新しいところでしょう。

それぞれの組織・チームはある目的を達成するための人の集まりであり、マネージメントするリーダーはチーム全体のパフォーマンスを最大化することが求められます。

またリーダーでない方も「自分ならこうする」といった仮説設定を繰り返すことによって、結果的にチーム運営に貢献できると思います。

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冨 洋一
冨 洋一
Kompiraシリーズ導入時のジョブフローセミナー、Kompiraメールマガジン執筆などを担当。 総研の研究部門、技術ベンチャーの技術責任者、アクセス解析ツールの商品開発部門長などを歴任。 Markezine Dayなどデジタルマーケティング関連の登壇実績多数。

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