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多すぎる通知の副作用

こんにちは。フィックスポイントの冨です。

日本時間15日1:10pm頃、トンガ沖で海底火山の大規模噴火が発生。多くの国で津波が到達しました。

日本では気象庁が観測データより当初は津波と判断しなかったものの、潮位変化から「津波かどうかは不明」としつつ、津波警報・注意報の枠組みを使って、16日0:15から発表しました。

現象の全貌やメカニズム、リスクが分からない中で、可能な限りの警鐘を鳴らしたという意味では、素晴らしい対応だったと思います。

一方で評価を下げてしまったのが神奈川県で、深夜に津波関連のエリアメールがひっきりなしに届いて、通知音で寝られなかったという苦情が相次ぎました。設定ミスということですが、私も気象データを扱っていた事もありまして、頻度からみるに気象庁からの配信電文のうち「津波警報・津波注意報・津波予報」だけでなく、「津波観測に関する情報」が届いた際にもエリアメールを発出していたのではと思います。

さて、深夜に大量のアラートメールを受信した側ですが、黒岩知事をはじめとして「寝られなかった」方も大勢いらっしゃる一方で、ある程度スマホに詳しい方は、着信通知を切るなどの対応を行っているようです。

お気づきかと思いますが、これ、システム運用屋さんにとっては、「あるある」の事故原因なんですよね。

アラームを鳴らしまくると無効化するためのノウハウが現場で常態化したり、通知をスルーするのが習慣化して、肝心のアラームを見逃して事故発生になる事案です。

弊社でもアラート通知の一次処理を行う"Kompira AlertHub"というサービスを提供しておりますが、大量アラート通知に関しては、苦慮されている現場も多いと聞きます。

少なく絞り込むと「気が付かないのでは」と心配になり、多過ぎると「うるさい・煩わしい」と、バランス加減が難しいアラート通知ですが、「初報以降、同じ通知は一定時間送らない。」「受信者による確認済以降は送らない」など、上手くコントロールしていただければ。

また神奈川県民で通知をOFFにされた方は、改めてONにするのを忘れないようにお願いします。

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冨 洋一
冨 洋一
Kompiraシリーズ導入時のジョブフローセミナー、Kompiraメールマガジン執筆などを担当。 総研の研究部門、技術ベンチャーの技術責任者、アクセス解析ツールの商品開発部門長などを歴任。 Markezine Dayなどデジタルマーケティング関連の登壇実績多数。

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