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デジタル庁に寄せる期待感

こんにちは。フィックスポイントの冨です。

連休明けの水曜日、「暑さ寒さも彼岸まで」ですが、今年も残暑が厳しかったですね。

ようやく秋到来といった陽気になってきました。

最近、行政関連で話題になっている2つのシステムを利用しました。「国勢調査」と「マイナポイント申請」です。

マイナポイントは、もともとの前提が複雑なこともあり、これはネットを使い慣れている人でも大変で、 ITが不得手な高齢者の方などは無理だろうなと感じました。

決済サービスごとにサービス条件が変わり、申請にはカードリーダーが必要であったり。 結局、私もコンビニに行って手続きをしました。

結果的にはITリテラシー高めの一部の層だけがサービスを享受できることになるのかと思います。 カードの普及策とはいえ、ちょっとハードルが高いですね。

その一方、個人的には「国勢調査オンライン」は非常によく出来ていると感じました。

入力もスムーズに進み、各解答の右側にはヘルプが用意されており、回答に迷う点はすぐに解消することが出来ました。 おおむね15分ほどで完了し、多くの人は概ね戸惑わずに使えると思います。

とにかく窓口に行かないと話が進まない、オンラインのハードルが高い公共系の手続きですが、 ようやく改善に向けたデジタル庁設置の動きとなりました。

政策的には過去にも何度かIT推進が叫ばれた事がありましたが、コロナウイルス禍では現金給付に伴う行政手続きの遅れや連携不足が露呈しました。制度設計にシステムが追いつけなかったのです。

デジタル庁設置の狙いどころとしては、各省庁や地方自治体、行政機関の間でスムーズにデータをやりとりできるようにし、 行政手続き全般の迅速化を目指します。健康保険証や免許証などのさまざまな規格も統合する方向性です。

中央、地方の公共団体のシステム構築には、それぞれシステム会社が関与しているところが多いですが、 デジタル庁の動きによっては、改めてシステムの見直しを迫られる事が予想されます。

省庁・団体横断での業務の見直しと連携の分析・設計は、その領域の広さからも大変なプロジェクトと予想しますが、無事に着地して国民にとってのベストなシステムが構築されることを期待します。

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冨 洋一
冨 洋一
Kompiraシリーズ導入時のジョブフローセミナー、Kompiraメールマガジン執筆などを担当。 総研の研究部門、技術ベンチャーの技術責任者、アクセス解析ツールの商品開発部門長などを歴任。 Markezine Dayなどデジタルマーケティング関連の登壇実績多数。

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